2010年04月09日

<普天間移設>岡田外相、現行案を除外…米国防長官への説明(毎日新聞)

 岡田克也外相がゲーツ米国防長官と3月29日にワシントンで会談した際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、日米が合意しているキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)とする現行計画を政府案の検討対象から外して説明していたことが1日、分かった。ゲーツ長官は日本側から現行計画の説明がなかったことに怒り、岡田氏は「現行案の実現は厳しい」と説明したという。日米外交関係者が明らかにした。

 現行計画を巡っては鳩山由紀夫首相や北沢俊美防衛相が除外する姿勢を示す一方、岡田氏は米側への配慮から排除しない姿勢だった。米側との交渉本格化に伴い、現行計画は困難とする日本側の立場をより明確にしたといえる。

 岡田氏が会談で説明したのは、キャンプ・シュワブ陸上部と米軍ホワイトビーチ(同県うるま市)沖合の移設先2案に、普天間の基地機能の県外への分散移転を組み合わせる案。会談ではゲーツ長官の不満に対し岡田氏は「他の案もぜひ検討してほしい」と要請した。関係者によると、岡田氏が訪米に先立つ3月26日にルース駐日米大使と会談した際は、現行案も検討対象として説明していたという。【野口武則】

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2010年03月31日

亀井・菅両氏、「言った」「言わない」水掛け論(読売新聞)

 亀井郵政改革相と原口総務相が発表した郵政改革法案の「最終案」を巡り、菅副総理・財務相と亀井氏が28日のテレビ番組で「言った」「言わない」の水掛け論を繰り広げるなど、閣僚間の主張が食い違うドタバタが続いた。

 鳩山首相は30日に全閣僚による懇談会を開いて閣内不一致の状態を収拾させたい考えだが、不安が残された。

 亀井、菅両氏はテレビ朝日の番組で顔を合わせた。亀井氏が、ゆうちょ銀行の預入限度額を1000万円から2000万円に引き上げるなどとした「最終案」について、「総理は了解したし、菅さんにも数字も全部、申し上げた」と述べると、菅氏は「数字は聞いていない」と否定。亀井氏は「私が数字のない話をすると思うか」と食ってかかり、番組は騒然となった。同席していた自民党の谷垣総裁は両閣僚の口論を「民主党の言う政治主導だとか政務三役が決めるシステムが機能していない。首相のリーダーシップも発揮されていない」と批判した。

 一方、仙谷国家戦略相はNHKの番組で、「限度額引き上げは官の肥大化を推し進める。変わってもらわないと困る」と述べ、30日の閣僚懇で「最終案」の見直しを求める考えを重ねて示した。

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